投資社会の勃興―財政金融革命の波及とイギリス

個数:

投資社会の勃興―財政金融革命の波及とイギリス

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月20日 05時13分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 391,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815808020
  • NDC分類 338.233
  • Cコード C3022

内容説明

証券投資をする人びとの誕生。イギリスで、投資はいかにして中流の人びとや労働者層・女性にまでいきわたったのか。政治・社会・文化・経済の幅広い文脈で生じた革新の全体像を、ヨーロッパ・アメリカへの拡大も視野に捉え、投資社会化がもたらした衝撃と、今日まで続くその構造を見事に浮き彫りにした注目作。

目次

第1部 投資社会の政治経済学(国政・都市政治・国際金融―一八世紀中頃のロンドン・シティと公債請負人;七年戦争・公債請負人・党派抗争)
第2部 投資社会の形成(公債請負人の基層―オランダ人貿易商と近世最末期の投資社会の一断面;証券投資をする人びとの社会―投資社会の垂直的拡大と公債の社会化)
第3部 文化と投資社会(投資社会の文化史―公信用・投機・投資;年金・科学・投資社会)
第4部 投資社会の拡大と経済(もうひとつの財政金融革命―社会基盤整備と投資社会;投資社会空間の拡大―アイルランド・ロンドン・ジュネーヴ;投資社会と国際金融;投資社会は何か)

著者等紹介

坂本優一郎[サカモトユウイチロウ]
1970年大阪府に生まれる。2001年大阪大学大学院文学研究科博士課程中退。京都大学人文科学研究所助手を経て、大阪経済大学経済学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むらきち

10
膨大な資料をもとに、18世紀イギリスを中心にして『投資社会』がいかに広がったかのかを紐解く本。現代的に言うなら公債請負人が信託銀行、ジョッパーやコーヒーハウスが取引所、証券ブローカーが証券会社というところで、さらには庶民にも買えるよう大口を小口に切り分けて販売したり、預かって投資する投資信託のようなサービスもあります。流動性も想像した以上に高く、値段もけっこう乱高下。ヘッジファンドのような連中(と、見なされている)がいたり、投資と投機の論争があったりと、思いのほか現代と変わりません。とても面白い本でした。2020/08/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9307377
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。