現代インド経済―発展の淵源・軌跡・展望

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  • サイズ A5判/ページ数 417p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784815807573
  • NDC分類 332.25
  • Cコード C3033

内容説明

下からの経済発展の衝撃。インド経済の歴史的な成長を準備したものは、経済自由化でもIT産業でもない。植民地期の胎動から輸入代替工業化、「緑の革命」の再評価も視野に、今日の躍動の真の原動力を掴み出す。圧倒的な厚みをもつ下層・インフォーマル部門からの成長プロセスの全貌を捉え、インド経済の見方を一新する決定版。

目次

第1部 経済発展への胎動―第一次大戦後の輸入代替工業化と農村・農業社会の変容(世界農業不況下の植民地インド―農業生産と農村社会の変化;植民地下での製造業部門の発展―民族運動、輸入代替工業化と多層的労働市場;インフォーマル産業発展の原型―在来・小零細企業の展開と消費構造の変動)
第2部 独立インドの経済発展―基盤の形成(国家主導の輸入代替工業化―工業化の基礎の形成;独立インドの農業発展;農村社会構造の変容と農村市場の拡大)
第3部 経済発展加速の構造―二層的発展とその交錯(小・零細工業の発展と低価格品生産;サービス部門の拡大と農村社会経済変動;農村‐都市インフォーマル部門経済生活圏;経済改革と工業・サービス産業の発展―大企業部門を中心に;インド社会の階層的構造は変化したのか―都市と農村社会の現在;21世紀インド経済の制約と可能性―二層的社会経済構造の形成と展望)

著者等紹介

柳澤悠[ヤナギサワハルカ]
1944年生。1972年東京大学大学院経済学研究科博士課程中退。横浜市立大学助教授、東京大学東洋文化研究所教授、千葉大学法経学部教授を経て、東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mittsko

5
印度研究、とくにその社会経済史の群をぬいた傑作! 個人的な体験だが、書面が光って頁をくるのがしんどかったほど…(*´ω`*) 開発経済学、経済学への貢献については、門外漢の私には測りきれませんが、インド経済を主題化する仕事で、2014年刊の本書を参照すらしていないものは、完全な「もぐり」だと断定してよいでしょう。現代インドの経済発展と社会変動を理解するべく、本書は農村、インフォーマル部門を重視し、かつそれを百年間の歴史のなかに位置づける。コメント欄ご参照のうえ、ぜひお手元におかれたし!とにかくオススメ!2019/12/07

Sanchai

1
著者が他書への執筆協力等で展開してきた持論をまとめ1冊の本にしたもの。2014年度の国際開発研究大来賞を受賞。主な調査フィールドがタミル・ナドゥ州なので、自分自身の研究には役に立つと思い、著者のこれまでの著作を少しずつ読んでいた矢先、今年4月にお亡くなりになってしまった。合掌。2015/06/14

O. M.

1
現代インドの経済成長の要因を、固有の社会構造(2極化)や国の政策と関連付けて解説した研究書。インドでは独立後、農業・工業・サービス業が大きく発展しましたが、いずれにおいても、その基盤として、農村市場・労働力が決定的に重要な役割を果たした、という主張です。これを様々なマクロ指標や既往研究を紹介して実証しています。硬い教科書でしたが、主張は一本筋が通っていて、インド社会を理解するのにある程度役立ちました。今後のインドの課題としては、容易に無くならない格差の影響ですね。2014/08/09

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