イスラーム主義と中東政治―レバノン・ヒズブッラーの抵抗と革命

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イスラーム主義と中東政治―レバノン・ヒズブッラーの抵抗と革命

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  • サイズ A5判/ページ数 377,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815807504
  • NDC分類 312.283
  • Cコード C3031

内容説明

暴力と平和、過激と穏健―真実はどこにあるのか。「自爆テロ」から民主政治まで多様な貌をもつイスラーム主義組織「ヒズボラ」。その知られざる実像を通して、レバノン政治・中東政治・国際政治のダイナミクスを描き出す。

目次

イスラーム主義が動かす中東政治
第1部 国境を越える抵抗と革命―ヒズブッラーの誕生と発展(抵抗と革命を結ぶもの―ヒズブッラーの誕生;抵抗と革命の思想―自爆攻撃を合理化する;国境を越える内戦とテロリズム―イスラーム主義に震撼する冷戦構造)
第2部 多元社会のなかのイスラーム主義―レバノン化するヒズブッラー(「テロ組織」が政党になるとき―ヒズブッラーのレバノン化;多極共存型民主主義におけるイスラーム政党―民主主義・宗教・ナショナリズム;対イスラエル闘争と中東和平問題―紛争はなぜ終わらないのか;抵抗社会の建設と社会サービス―サバルタン・ヒズブッラーの日常実践)
第3部 今日の中東政治の結節点―ヒズブッラー化するレバノン(「新しい戦争」としての二〇〇六年レバノン紛争―均衡はなぜ崩れたのか;「杉の木革命」による民主化とその停滞―レバノンのヒズブッラー化;「アラブの春」で変わる中東政治―保守としての抵抗と革命)
イスラーム主義と中東政治の新時代

著者等紹介

末近浩太[スエチカコウタ]
1973年愛知県に生まれる。1999年英国ダーラム大学中東・イスラーム研究センター修士課程修了(中東政治学修士)。2004年京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了(地域研究博士)。日本学術振興会特別研究員(PD)などを経て、立命館大学国際関係学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Kenji Suzuya

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レバノンのシーア派武装組織ヒズボラについて、その設立から、対イスラエルレジスタンスとしての地位の確立、レバノン国政への参加、アラブの春への対応までを多面的に扱っている。ヒズボラはイスラーム主義の革命を目指す組織でありながら、シリア・イランの支援を元にイスラエルや米国に対峙するという現状を維持しようとする保守の論理を同時に持っている。その活動はレバノン国内に留まるものではなく、中東政治・国際政治へも影響をおよぼす一方で、ヒズボラ自身も中東政治・国際政治からは自由ではいられない。2014/03/06

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