近代世界システム〈4〉中道自由主義の勝利1789‐1914

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近代世界システム〈4〉中道自由主義の勝利1789‐1914

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  • サイズ A5判/ページ数 343,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815807467
  • NDC分類 332.06
  • Cコード C3022

内容説明

「長い19世紀」に確立し、今日の世界をも決定づける中道自由主義のインパクトと、それに対抗する反システム運動の勃興を詳述、近代世界システムにおける自由主義国家の成立とその広範な影響を初めてとらえ、19世紀史を書き換える。著者のライフワークにして最高傑作、待望の新刊。

目次

序章 『近代世界システム』全巻の構成
第1章 イデオロギーとしての中道自由主義
第2章 自由主義国家の建設―一八一五年から一八三〇年まで
第3章 自由主義国家と階級闘争―一八三〇年から一八七五年まで
第4章 自由主義国家の市民
第5章 社会科学としての自由主義
第6章 再論

著者等紹介

ウォーラーステイン,I.[ウォーラーステイン,I.] [Wallerstein,Immanuel]
1930年ニューヨーク生まれ。アメリカの社会学者。研究対象としていた現代アフリカの状況から、「低開発」の歴史的生成過程に関心をもち、従属理論に接近した。他方では、ブローデルを中心とするフランス・アナール学派の歴史認識、とくに「世界経済」の着想に啓発され、「一体化した現代世界」の歴史的形成過程を分析、歴史学や社会科学一般に絶大な影響を与えている。ニューヨーク州立大学ビンガムトン校の「経済・史的システム・文明研究のためのフェルナン・ブローデル・センター」長(1976‐99年)、国際社会学会会長(1994‐98年)などをつとめた

川北稔[カワキタミノル]
1940年大阪市生まれ。京都大学文学部卒業、京都大学大学院文学研究科博士課程中退。大阪大学大学院文学研究科教授、名古屋外国語大学教授、京都産業大学教授などを経て、佛教大学教授、大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しゅん

7
2011年原著刊行、40年かけてまだ完結しない大著。フランス革命から第一次大戦までの「長い19世紀」を分析・記述する本巻では自由主義、保守主義、社会主義の三つのイデオロギーの誕生が基点となる。そのうちで自由主義が勝者となったのも、それが資本主義システムに合致したものであったというのが本書の見解である。マイノリティ権利の問題においてフェミニズムと人種差別撤廃が対立すること、19世紀という「変化」が当たり前のものと認識された時代にはじめて社会科学が誕生したことなどの論点が、細かい資料と共に語られている。2018/11/09

roughfractus02

6
イギリス、オランダ、北フランスの中核、東欧とアメリカ大陸の周辺、世界帝国の名残が強い地中海沿岸の南フランス、イタリア、スペインの半周辺に区分された16世紀から17-8世紀のヘゲモニー国家の形成を辿る著者は、前巻で中核と半周辺を持つフランスが外に周辺を求めて世界経済化する様を示した(植民地主義)。本巻はもう一つのヘゲモニー国家イギリスとフランスの動的関係を19世紀を通して追う。マルクス主義の影響下、世界を中核-周辺に分けた従属理論が自由を主体に見るのに対し、半周辺を加える著者はシステムの変動を自由と捉える。2020/04/21

gontoshi

2
自由主義、民主主義、資本主義が始まる頃のヨーロッパの混沌した状況が分かりますね。2024/02/17

竹香庵

2
とにかく「読み終わる」ということはやってみた。でも正直難しくてよく分かんない。ヘゲモニーは「グリップを握る」か、ジオカルチャーは「新しい価値観」くらいなのか。やはり、急成長急拡大には「人」が必用なのだと思った。分厚い中間層が市場を形成し始めると、物もサービスも動き始める。王様と農奴だけでは中世のままだが、都市市民・工業商業市民が急増すると何かが起こる。起こせる。日本の過疎化地方(いずれ東京も)は大丈夫か…。 にしても難しい本。(1~3巻未読。4巻のみ読了。)2017/03/24

rinv0925

0
ゼミ課題 2014/12/14

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