内容説明
日本の法整備支援の15年にわたる実践的経験と学問的成果の融合により、被援助国の人びとにより役立つ制度構築・人づくりの確立をめざす、法整備支援学の挑戦を描く。日本の法整備支援をリードしてきた著者による、新たな知的国際支援の創造に向けた希望のメッセージ。
目次
序章 比較法研究と法整備支援
第1章 「法整備支援」とは何か?それをどう考えるのか?―「近代日本の範」と今日の課題
第2章 法整備支援の軌跡と展開―世界の動向と日本の動向
第3章 法整備支援学をめぐる基本的諸問題
第4章 法整備支援戦略の研究
第5章 ベトナムと法整備支援―事例研究として
第6章 法整備支援論とアジア立憲主義研究
終章 法整備支援はアジア諸国法研究をどう変えていくか
著者等紹介
鮎京正訓[アイキョウマサノリ]
1950年愛知県に生まれる。1973年慶応義塾大学法学部卒業。1979年早稲田大学大学院法学研究科博士課程満期退学。1979年名古屋大学法学部助手・講師。岡山大学教養部助教授、名古屋大学大学院国際開発研究科教授を経て、名古屋大学大学院法学研究科教授(法学博士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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