大恐慌下の中国―市場・国家・世界経済

個数:

大恐慌下の中国―市場・国家・世界経済

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年03月29日 22時19分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 349p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815806620
  • NDC分類 332.22
  • Cコード C3033

内容説明

未曾有の危機は中国に何をもたらしたのか。看過されてきた大恐慌の中国への影響を初めて体系的に叙述、中国を世界経済史のなかに位置づけるとともに、中華帝国から現代中国への大きな転換をも捉えた画期的成果。

目次

近代中国の経済システムと世界経済
第1部 インフレと自由放任の時代―1931年以前の経済動向(銀本位制―国際通貨システムにおける中国;工業化へ―揚子江下流デルタの繊維産業;企業借款―製造業の資金調達問題)
第2部 大恐慌の時代、1931‐35年―政治経済の変容(農村恐慌;製造業の経営破綻;上海金融恐慌 1934‐35年)
第3部 統治とその限界―難京国民政府経済政策の再検討(危機への対応―1935年11月幣制改革;景気回復と財政規律;経済復興の模索―政策の目的・手段・効果)
大恐慌は何をもたらしたのか―現代中国への展望

著者等紹介

城山智子[シロヤマトモコ]
1965年東京に生まれる。1995年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。1996年北海道大学文学部助教授。1999年ハーバード大学歴史学部博士課程修了(Ph.D.History)。現在、一橋大学大学院経済学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Fumi Kawahara

0
米国でのバブル崩壊、通貨安による輸出好調、その後、各国の金融緩和による通貨高騰、日本製造業との競争激化、不景気を感じて銀行に貯蓄されたり、都市部不動産に流れ込む通貨、農村危機、抗日運動、それを受けての日本経済界の中国投資への逡巡、中国投資に足踏みする日本を横目に、ドイツが中国投資に進出、不動産バブルの崩壊によるデフレの本格化、繰り返される国境の紛争・・・今と相似形の、戦前・大恐慌下の中国。しかし、この頃の「中国」って、イコール「上海」なんだなぁ、と・・・上海周辺と、かろうじて沿岸部だけしか出てこないお。2013/04/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/3165249
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。