内容説明
前近代の「伝統的」国際秩序の変容から、今日のアジア国際政治までを一望、最新の研究成果を踏まえた確かな叙述で、東アジア国際政治の主旋律をつかみだすとともに、多彩な論点から東アジア地域のダイナミックな変動過程を内容豊かに描き出した画期的通史。
目次
第1部 近代東アジア国際政治の形成(東アジアの「伝統的」国際秩序;開国と不平等条約改正―日本による国際標準への適応過程;列強への道をたどる日本と東アジア情勢―日清・日露戦争;中国をめぐる国際秩序再編と日中対立の形成―義和団事件からパリ講和会議まで)
第2部 変動する東アジア国際政治(ワシントン体制下の国際政治―1920年代;満洲事変と日中紛争;アジア太平洋戦争と東アジア国際政治の変容;国際政治の中の植民地支配)
第3部 現代東アジア国際政治の形成と展開(日本の復興と国共内戦・朝鮮戦争;中国分断後の国際情勢と日米安保改定;アジア冷戦の変容と日本の戦後処理;日中国交正常化から中国の改革開放へ;グローバル化時代の東アジア)
著者等紹介
川島真[カワシマシン]
1968年横浜市に生まれる。1997年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学、北海道大学大学院法学研究科助教授などを経て、東京大学大学院総合文化研究科准教授、博士(文学)
服部龍二[ハットリリュウジ]
1968年東京都に生まれる。1997年神戸大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。中央大学総合政策学部准教授、博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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