徳川後期の学問と政治―昌平坂学問所儒者と幕末外交変容

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徳川後期の学問と政治―昌平坂学問所儒者と幕末外交変容

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  • サイズ A5判/ページ数 649,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784815805593
  • NDC分類 121.53
  • Cコード C3031

出版社内容情報

第30回角川源義賞受賞

内容説明

近代外交への扉を開いた幕府儒者の経験と思想。徳川後期、対東アジア・西洋外交の前線にたった学問所儒者、古賀家三代の知的・政治的所産を徹底した史料調査により解明、学問所儒学の停滞したイメージを覆すとともに、日本の外交変容期の姿を鮮明に描き出し、江戸後期思想史・政治史・外交史の大幅な書き換えを迫る画期的成果。

目次

忘却された儒家の名門―古賀家三代
第1部 学政創制と外交参与―古賀精里(佐賀藩政改革―課題としての造士・選士;徳川幕府の学制改革―昌平坂学問所成立をめぐって;幕府儒者の外交参与―東北アジア域圏礼的秩序の枠祖み)
第2部 視圏拡大と変通論―古賀〓(どう)庵(古賀〓(どう)庵著作の周辺
知的世界の拡大―「博覧強記」の学問
変通論―「物窮まれば則ち変ず」)
第3部 海防争議のなかの変通論―古賀謹堂とその時代(阿部政権の海防掛体制と学問所―学問所御用筒井鑾溪と弘化・嘉永年間の海防論;学問所出身の幕臣・陪臣たちの経世論―嘉永六年の諮問と答申;情報資源と政治構想―古賀謹堂の知的世界;党派対立と政治構想―海防掛と古賀謹堂)
昌平坂学問所儒学の中での古賀家三代の思想的軌跡

著者等紹介

眞壁仁[マカベジン]
1969年京都市に生まれる。1994年国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。1996年東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了。1998年東京都立大学法学部助手、日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、北海道大学大学院法学研究科助教授、博士(政治学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きさらぎ

1
朝鮮通信使と交際など、長く幕府の外交部門を担ってきた儒者。彼らが昌平黌でどんな教育を受け、どんな本を読み、幕末における西洋をどのように受けとめ、提言し行動したか、を様々な側面から検討した本。丁寧に読んだらどれだけかかるか判らないので、勿体ないなーと思いながらざっと通読。一応メインは儒官古賀家三代で古賀茶渓の政策論などに詳しいけど、特に古賀家に関心がなくても幕府による外国交際や昌平黌などに関心のある人なら楽しめると思います。2014/07/16

akuragitatata

0
すごい本だったが難しい。古賀家の業績が一冊でわかる。日本廻国史の行政と思想がくっきり。2021/10/07

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