出版社内容情報
いま文学を読むとは何か? フェミニズムから歴史と文化の理論にいたる批評の焦点を明晰に
解説し、小説の成立、センティメンタリズム、ユートピア小説、植民地と教養、農村と「敬老」
の文学など、大胆かつ精緻なテクストの読みを実践。知的興奮に満ちみちた新しい文学入門の
誕生!
目次:
序 文化と精読
Ⅰ 批評の焦点
境界線の文学
フェミニズム批評の混沌
これからのディコンストラクション
文学史が崩壊する
ニューヒストリシズム
文学、フィクション、歴史
批評における均整について
Ⅱ 文学史再読
最初は女
涙の流れる文学史
航海、帝国、ユートピア
ジャマイカからの贈り物
教養と国家
田舎では農民が・・・・・・
結語 闇の中の遊園地
内容説明
いま文学を読むとは何か?フェミニズムから歴史と文化の理論にいたる批評の焦点を明晰に解説し、大胆かつ精緻なテクストの読みを実践した、新しい文学入門の誕生。
目次
文化と精読
1 批評の焦点(境界線の文学;フェミニズム批評の混沌;これからのディコンストラクション;文学史が崩壊する ほか)
2 文学史再読(最初は女―イギリス小説の成立;涙の流れる文学史;航海、帝国、ユートピア―一八世紀ユートピア小説論;ジャマイカからの贈り物―植民地と英文学 ほか)
著者等紹介
富山太佳夫[トミヤマタカオ]
1947年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程修了。現在、青山学院大学文学部教授
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