ヨーロッパの奇跡―環境・経済・地政の比較史

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ヨーロッパの奇跡―環境・経済・地政の比較史

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  • サイズ A5判/ページ数 245,/高さ 21cm
  • 商品コード 9784815803896
  • NDC分類 332.3
  • Cコード C3022

出版社内容情報

持続的経済成長はなぜヨーロッパで始まったのか? アジアとの対比による比
較史的方法により、地理、気候、災害などの環境要因と、その影響下で成立した
帝国、諸国家併存体制等の固有の政治システムの規定的役割を解明、経済史研究
の中心問題に強いインパクトを与えた名著の翻訳。
目次:
前書きと謝辞/第二版への序文
ユーラシア 第1章 環境および社会仮説/第2章 災害と資本蓄積
ヨーロッパ 第3章 技術進歩の流れ/第4章 地理上の発見と潜在的な領土/第5章
      市場経済/第6章 諸国家併存体制/第7章 国民国家
世界    第8章 非ヨーロッパ世界
アジア   第9章 イスラムとオスマン帝国/第10章 インドとムガル帝国/第11
      章 中国と明清帝国
ユーラシア 第12章 要約と比較


内容説明

ヨーロッパ興隆の謎を解き明かす。持続的経済成長はなぜヨーロッパで始まったのか?アジアとの対比による比較史的方法により、地理、気候、災害などの環境要因と、その影響下で成立した帝国、諸国家併存体制等の固有の政治システムの規定的役割を解明、経済史研究の中心問題に強いインパクトを与えた名著の翻訳。

目次

ユーラシア(環境および社会仮説;災害と資本蓄積)
ヨーロッパ(技術進歩の流れ;地理上の発見と潜在的な領土;市場経済;諸国家併存体制;国民国家)
世界(非ヨーロッパ世界)
アジア(イスラムとオスマン帝国;インドとムガル帝国;中国と明清帝国)
ユーラシア(要約と比較)

著者等紹介

ジョーンズ,エリック・ライオネル[Jones,Erick Lionel]
1936年イギリス生まれ。オーストラリア、ラトゥローブ大学教授を経て、現在メルボルン大学教授。1400~1800年のヨーロッパとアジアを比較したグローバル・ヒストリー、比較史、環境史の分野における野心的な試みである『ヨーロッパ興隆の謎を解き明かす』は、世界の歴史学会に大きな衝撃を与えた。他に、『繰り返し発生する成長』(1988,L.Frost&C.Whiteとの共著)、『一巡する成長―環太平洋経済史』(1993年)等がある
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

デビっちん

24
ヨーロッパ以外の他地域でも経済発展は生じていましたが、持続的な経済的成長はヨーロッパから始まりました。その謎を解くためにアジア諸国との対比から地政学的にヨーロッパが発展した様を考察した内容でした。地政学は環境、歴史、政治、経済、といった様々な要素を組み合わせて検討していくので、説明が細かいです。2017/11/19

さわでぃ

1
世界史の中でなぜヨーロッパが先行して工業化を成し遂げたのか?なぜ古代文明発祥の地であるアジア・オリエントではないのか?などといった疑問について、地政学的な見地から分析を試みる本。 工業化は超長期でなされる発展であり、そのためには経済発展や人口の集積や技術の進歩といった要素が相互作用的に必要である。それらの素地がたまたまヨーロッパにおいて整ったことは、奇跡と呼べるのであろう。2019/05/05

渓流

0
広範な文献を読み込んだ上での議論だろうが、西洋中心主義の臭いぷんぷん。所詮理屈は後付け。国家併存体制が奇跡を生んだと言われてもねえ、まあ、大体人文科学や社会科学は人数の分だけ理屈があるわけで、それはそれでいいんだけど。 学者じゃない、シャレッド・ダイヤモンドの「銃・病原菌・鉄」の方が私は共感できる。彼曰く、全ては環境のなせる業。頭の良し悪しではない。体制の優劣でもない。2012/09/24

ヴィクトリー

0
まだマシな方だとは思うが、やはり西欧中心主義っぽい感じはする。西欧の勃興の原因となった財産権などの個人の権利の尊重は、統治者の権力の弱さと言う事だし、これを生み出したのは、人口扶養力の弱い気候風土から来る人口密度の低さであり、これがまた労働節約的な技術発展の動機となった。 元々、自由を愛する気質を持っていた、とか、進歩を持続できる能力があった、とかでは無く、あくまで状況に応じた結果であろう、と負け惜しみ的に思ってしまう。あとは、地形的に諸国家が分立し易く、それぞれが競争出来た事が大きいのだろう。2012/02/20

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