出版社内容情報
他国の見聞を通して祖国フランスの政治・社会問題を洞察した晩年の旅行記。アンシャン・レジューム末期の政治の混乱や腐敗した習俗から祖国の再生を目指す思想家が見たものは。『百科全書』の編集者が記した注目の見聞録。本邦初訳。
内容説明
他国の見聞を通して祖国フランスの政治・社会問題を洞察した晩年の旅行記。アンシャン・レジーム末期の政治の混乱や腐敗した習俗から祖国の再生を目指す思想家が見たものは。本邦初訳。
目次
序 有益に旅をする方法について
先述の方法のオランダへの適用 医者、あるいは国について
国家に仕える者、あるいは統治について
名士、あるいは貴族について
法の番人、あるいは法官職について
貿易商人、あるいは商業について
オランダの居住者、あるいは習俗について
学者と芸術家、あるいは教育、諸学問、文芸、美術について
聖職者、あるいは宗教について
オランダ諸都市への旅行
フランスへの帰途 オーストリア領ネーデルラント
著者等紹介
川村文重[カワムラフミエ]
慶應義塾大学商学部准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了、博士(人間・環境学)(京都大学)、エクス・マルセイユ第一大学言語学・文学・芸術科博士課程修了、博士(文学)(エクス・マルセイユ第一大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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