出版社内容情報
生命の星地球の137億年の軌跡と、それを解き明かしてきた科学探偵の物語。上巻は宇宙の誕生から生命入植以前の地球の進化を扱う。
内容説明
さまざまな生命を育む地球は、どのようにして生まれ、現在の豊かな環境を作り出したのだろうか?ビッグバンによる宇宙の創世から、太陽系の誕生、地球の進化、人類文明の台頭に至るまで137億年の地球の歩みと、それを解き明かそうとする科学者たちの挑戦を綴る壮大な物語。上巻は宇宙の誕生から生命入植以前の地球の進化を扱う。
目次
序論―自然システムとしての地球と生命
背景―ビッグバンと銀河の形成
原材料―恒星の元素合成
予備加工―有機分子と無機分子の合成
重量構造物―太陽系星雲から惑星と衛星をつくる
スケジュール―放射性核種によるタイムスケールの定量
内装工事―コア、マントル、地殻、海洋、大気の分離
近くの天体と争う―衛星、小惑星、彗星、衝突
環境を快適にする―流水、温度制御、日よけ
循環を確立する―プレートテクトニクス
内部の循環―マントル対流とその表面との関係
層と層を結びつける―団体の地球、液体の海、気体の大気
著者等紹介
ラングミューアー,チャールズ・H.[ラングミューアー,チャールズH.] [Langmuir,Charles H.]
ハーバード大学教授、アメリカ芸術科学アカデミー会員。専門、地球化学、地球科学
ブロッカー,ウォリー[ブロッカー,ウォリー] [Broecker,Wally]
1931‐2019。元コロンビア大学ニューベリ教授、元米国科学アカデミー会員。専門、地球化学、地質学
宗林由樹[ソウリンヨシキ]
京都大学教授、公益財団法人海洋化学研究所代表理事。専門、分析化学、水圏化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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