京都大学建築学100年の歩み

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  • サイズ A5判/ページ数 427p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814003389
  • NDC分類 520
  • Cコード C1052

出版社内容情報

人の営みを創りつづけて100年。近代化と環境激変の世紀、災害大国日本を中心に世界に次の建築を発信する革新的な挑戦を振り返る。

内容説明

2020年、京都(帝国)大学工学部建築学教室は創立100周年を迎えた。途切れなく「建築学」のもとに集った研究者・建築家たち。初代教授・日比忠彦からはじまる16人のレジェンドの足跡を辿りつつ、持続可能な未来の礎となる建築を築くためこの100年を振り返る。

目次

人のいとなみの場を求めて(鉄筋コンクリート構造の開拓者日比忠彦;建築環境工学を創設した藤井厚二;教育者・大学人としての西山〓三;増田友也の建築的探究;川上貢の日本建築史学)
安全を設計する(庭園から鉄筋コンクリート構造へそして、また園芸へ坂静雄;建築耐震構造学の基礎を築いた世界的先駆者棚橋諒;建築構造学研究の基礎を築いたジェネラリスト横尾義貫;非なるもの・不なるもの・動なるものの解明を目指した小堀鐸二;寡黙で誠実な教育者若林實)
心地よさを科学する(建築環境工学の礎を築く―独創的な理論構築から建築設計への発展を目指して前田敏男;多様な考え方と自由な発想を大切にする堀江悟郎;建築照明のパイオニア松浦邦男;熱・音響解析に的確な理論を構築した寺井俊夫;建築環境工学におけるオリジナリティを追求した松本衛)