新・動物記<br> キリンの保育園―タンザニアでみつめた彼らの仔育て

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キリンの保育園―タンザニアでみつめた彼らの仔育て

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  • サイズ B6判/ページ数 245p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784814003334
  • NDC分類 489.87
  • Cコード C0345

出版社内容情報

小さな仔をもつキリンのお母さんたちは、集まって「保育園」を作り、ともに仔育てをする。若手研究者による瑞々しい動物記。

内容説明

小さな仔をもつキリンのお母さんたちは集まって「保育園」をつくり、ともに仔育てをする。見守り役の分担、ママ友関係、授乳をめぐる攻防、仔を失ったお母さんはどうなるのか…そして繋がれていくキリンの命。ミオンボ林の片隅でみつめたキリンの親仔たちの物語を、日本で現在ただ一人の野生キリン研究者が瑞々しく描き出す。

目次

1章 入園準備
2章 入園
3章 園生活“親仔編”
4章 休園
5章 園生活“友達編”
6章 保育環境
7章 卒園

著者等紹介

齋藤美保[サイトウミホ]
2019年、京都大学大学院理学研究科博士課程修了(博士(理学))。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、現在は京都市動物園生き物・学び・研究センターの研究員。幼少期のケニア在住経験からアフリカ、そしてキリンに興味を持ち、野生動物研究を志す。2010年からタンザニアをフィールドに、マサイキリンの母仔関係を研究している。第11回京都大学優秀女性研究者奨励賞、第36回井上研究奨励賞を受賞。2020年10月より国際自然保護連合(IUCN)Giraffe&Okapi Specialist Groupのメンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kirinsantoasobo

11
図書館本。日本人で野生のキリンの研究をしているのは、齋藤さんただひとりだそうです。日本の動物園にいるキリンはほとんどがアミメキリンですが、タンザニアにいるキリンはマサイキリンで、どちらも絶滅危惧種です。齋藤さんはひとりで現地の方と交流し、常に他の野生動物と遭遇するかもしれない危険と隣合わせの環境の中で研究をされているのに、大変さを感じない程のキリン愛を読んでいて感じることができ、キリンが大好きなわたしには幸せな本との出会いになりました。現地の事情もありますが環境破壊がこれ以上進まないことを祈るばかりです。2024/03/21

エル

6
知っているようで全然知らないキリンの話。キリンが保育園を作ることも、ほとんど鳴かないことも、基本的な体の作りも、授乳の仕方も…何もかもが新鮮な情報で面白かった!このシリーズは2冊目だが、ムービーや写真など文字以外の情報も見ることが出来るのもまた良い。まだまだ読みたいシリーズ。2022/12/11

てまり

4
野性のキリンの赤ちゃんはお母さんたちが離れているあいだ、何頭かで集まって待つ。それがキリンの保育園。なんだけど、読んでみると著者自身がタンザニアの動物や人々との関わりで様々なことを学んだり、タンザニアの人々が自国の自然や文化について知ったりという内容の比喩のようで、とてもいい。国立公園のレンジャーの仕事について初めて知ったけどかっこいいな。密漁者の摘発、観光客の案内など。大学進学をめざすレンジャーの話、印象的。2022/04/27

才谷

3
知っているようで知らないキリン。そもそも日本で野生キリンを研究しているのが著者ただ一人だというのだから、知名度の割に知らないことだらけなのも致し方ないのかもしれない。2024/01/27

ももんが

2
著者はキリン研究を目的に大学〜大学院に進学。キリンの仔育てを研究テーマに選ぶ。タンザニアでのキリンのフィールドワークと考察、ご自身の現地での生活の様子などもわかりやすく書いている。仔育ての様子は人間と似通うところもあり興味深い。仔を失って彷徨う母キリンの様子には涙ぐんでしまった。私も動物園に行くとつい気になってみてしまう、素敵な大好きなキリン。そういえば最近マサイキリンの赤ちゃんが宮崎で産まれていて嬉しくなりました。2022/05/03

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