生態人類学は挑む MONOGRAPH<br> 交渉に生を賭ける―東アフリカ牧畜民の生活世界

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生態人類学は挑む MONOGRAPH
交渉に生を賭ける―東アフリカ牧畜民の生活世界

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784814003167
  • NDC分類 382.454
  • Cコード C3339

出版社内容情報

しつこくねだるうえに感謝しない! ねだりで継続するケニア北西部トゥルカナ人の社会は、私達の贈与や恥の感覚をくつがえす。

内容説明

すべては“あなた”と“わたし”が決める!ケニア北西部に住むトゥルカナ人―日本人なら規則や組織の論理に従って決める問題を、彼らは「対面的な交渉」によってすべて解決する。ともに納得できる決着を実現することに、誰もが全身全霊で打ち込む社会。彼らの誇り高い生き方は、自分に自身をもてない私たちをゆさぶる。私たちの「贈与」「互酬」「恥」の感覚をくつがえす強烈な交渉と「ねだり」の攻勢には、「こちらの事情も察してくれ」という甘えは通用しない。しなやかに、しぶとく、いさぎよく―臨機応変のコミュニケーションによって関係を紡ぐ人びと。『生態人類学は挑む』MONOGRAPH第1巻は、眩暈がするような交渉に生を賭ける人びとの社会を描き出す。

目次

序章
第1章 トゥルカナの社会と歴史
第2章 家畜の分類と個体識別
第3章 家畜の贈与と交換
第4章 家畜に対する権利
第5章 婚資の交渉
第6章 「ねだり」と対面的な相互交渉
終章

著者等紹介

太田至[オオタイタル]
京都大学名誉教授。京都大学大学院理学研究科修了、理学博士。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・教授、京都大学アフリカ地域研究資料センター長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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singoito2

3
ぽんこぶんこさんの投稿を見て面白そう・・・と読んだけど、これまたビックリの拾いもの!持続可能な社会があるとしたら、この本に描かれているような大阪のおばちゃん的世界、つまり、「おねだり」を起点に交渉を重ね、ボケとツッコミの応報のなかで、社会的紐帯を作り出していく・・・そういう社会しかないのではないか、という本。ぜったい面白いです。2021/11/05

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