学術選書<br> 学習社会の創造―働きつつ学び貧困を克服する経済を

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学術選書
学習社会の創造―働きつつ学び貧困を克服する経済を

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  • サイズ 46判/ページ数 329p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784814002931
  • NDC分類 379
  • Cコード C1330

出版社内容情報

良質の少量生産システムで零細、中小企業を再生させ、貧困を克服するとともに、創造的学習による地域コミュニティの再生をも目指す。

内容説明

経済が閉塞状態にあると言われる現代の日本社会で、「学びあい育ちあいの場づくり」はいかにして実現するだろうか。多くの教育現場や企業現場にあって、穏やかで、互いを尊重しあう、共に生きる場を求めることは可能なのか。本書は、文化政策・まちづくり大学校(市民大学院)の創立に関わった著者が、大きな広がりをもつ学習社会の構築を目指し、人口減少地域に学習拠点を置いて、試行錯誤を重ね、多数の篤志家の支援を得て、復興、地域再生の拠点とする試みの実践記録である。

目次

序章 自然からの学習と「学びあい育ちあう」社会を目指して
第1章 これからの学習社会―被災地での新たな活動をめぐって
第2章 学習社会の創造―日本の思想としての学習社会構想
第3章 学習格差を克服するには―「恣意」と「生命・生活への欲求」、新たな人権論の登場
第4章 二宮尊徳の学習理論―二宮尊徳による報徳=学習社会の実現
第5章 推譲思想と尊徳仕法
第6章 文化資本の経営を生み出す学習社会―文化資本の未熟な学習社会から、成熟した社会への発展
第7章 討論の広場
第8章 人権と能動的な力量―A.センの所得貧困と能力貧困を基礎に貧困克服の道を探求する
おわりに―学習社会の創造=格差克服への道が目指すもの―ふるさと学校づくりを日本と世界に

著者等紹介

池上惇[イケガミジュン]
1933年大阪市生まれ。京都大学名誉教授、福井県立大学名誉教授、京都橘大学名誉教授。現在、国際文化政策研究教育学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

24
穏やかで、互いを尊重しあう、共に生きる場づくり(ⅰ頁)。池上先生は、名誉教授になられてからも、自らの力で学校を創る営為を継続されてこられた。マイクロ・ファンドを積み立てていく方式(ⅱ頁)で、文科省へはどれほどの説得を行われていたのか、想像を絶すると思う。序章ではラスキンや二宮尊徳がシンクロし、冨澤先生の奄美研究で周辺部、島嶼地域の小さくても長寿で幸せな生涯を送る社会が描かれている。小さくてもきらりと光る地域がこれからの日本社会の再生、継続にはカギとなろう。2020/10/31

Go Extreme

0
自然からの学習と学びあい育ちあう社会 これからの学習社会:ふるさと創生大学・学習の場づくり 学習社会の創造:学習社会の日米比較 日本における学習社会の構想 人権論と学習論 学習格差の克服:情報社会と学習社会 所得格差・文化格差の是正 二宮尊徳の学習理論:報徳という表現による学習社会の創造・自然や人間同士の共生・学びあい育ちあいを実現する道 推譲思想と尊徳仕法:相互扶助の文化により新しい地域産業を創る 文化資本の経営を生み出す学習社会:コモン・ストックから人的投資ヘ 人権と能動的力量:A・セン T・ピケティ2020/12/06

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