プリミエ・コレクション<br> 未完の聖地―景福宮 宮城再編事業の100年

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プリミエ・コレクション
未完の聖地―景福宮 宮城再編事業の100年

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  • サイズ A5判/ページ数 341p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814002634
  • NDC分類 522.1
  • Cコード C3325

出版社内容情報

大韓帝国から植民地、そして解放へ。王朝の府の数奇な運命を、史料と図面から解き明かし、現代までの<聖域>変容の意味を追う。

内容説明

朝鮮王朝の宮城であった景福宮は、民族の“聖域”である。しかし総督府は、それを旧権力の遺物として扱い、植民地支配の象徴として再編しようとした。だがその風致に注目した京城市民達は、景観の保全を求める。解放後、軍事政権は、今度は新権力の象徴として整備を進めたが、民主化とともに民族精神の象徴すなわち“新たな聖域”と見做されるようになる。王朝の府の数奇な運命を、資料と図面から解き明かす。

目次

第1章 韓国併合と景福宮―近代日本の歴史的建造物・文化財概念と「聖地」の処遇‐朝鮮王朝末期から1920年代前半期まで
第2章 「京城都市構想図」と景福宮域再編計画案
第3章 1910年代前半期の景福宮域再編計画案の推移
第4章 1920年代前半期以降の景福宮域公園化計画および官邸・官舎建設計画の展開
第5章 1920年代中頃以降の宮城北エリアの変化
第6章 1920年代中頃以降の新庁舎エリアおよび博物館エリア―観光化とスポーツ利用
終論 「聖域の大衆化」と政治的統合の象徴としての再編

著者等紹介

宮〓涼子[ミヤザキリョウコ]
京都大学・京都芸術大学非常勤講師。京都大学大学院文学研究科二十世紀学専修博士後期課程修了。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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