学術選書<br> 宅地の防災学―都市と斜面の近現代

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宅地の防災学―都市と斜面の近現代

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  • サイズ 46判/ページ数 326p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784814002528
  • NDC分類 518.87
  • Cコード C1344

出版社内容情報

斜面災害は、人が手を加えた土地が牙を剥く「人災」である。高度成長期、バブル期の都市づくりを知ることで、次に備える必読の書。

内容説明

大災害の時代、平成…自然の猛威に翻弄される一方で、私達は「人災」の脅威を体験した。谷埋め盛土の緩い地盤、豪雨とともに頻発する地すべり―人の営みで変化した土地がいま牙を剥いている。この時代に、都市づくりと土砂災害の関係史を辿ることこそが防災の基礎になる。江戸から平成までの全国の災害地域史を追うことで、宅地のどこに地すべりの危険は潜んでいるのか、どのようにして斜面災害の芽は生み出されるのかを解き明かし、次の時代の防災を考える。

目次

近代以前
第1部 発生と拡大―都市と斜面災害の関係史(近代都市の試練と復興;家が買いたい―災害リスクの源流;高度経済成長と宅地斜面災害;オイルショック期―谷間の時代の宅地災害;バブルとその後遺症)
第2部 新たな危機―深刻化する宅地の斜面災害(予告された災害の記録;連続する地震災害;激甚化する豪雨―土砂に流される街;新たな公害の予兆―建設残土処理問題)
宅地の未来

著者等紹介

釜井俊孝[カマイトシタカ]
京都大学防災研究所教授。1957年東京都生。1979年筑波大学卒業(地球科学専攻)。1986年日本大学大学院修了(地盤工学専攻)。民間地質調査会社、通産省工業技術院地質調査所、日本大学理工学部土木工学科助手・専任講師・助教授、京都大学防災研究所助教授などを経て現職。博士(工学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きゅうり

6
明治以降の宅地の歴史。持ち家志向が強まったのは第二次大戦後、平地のない日本は山を削り、谷を埋め海を埋め、そこに新たな宅地を作るしかなかった。ブルドーザーといった重機を持たない日本はそんな元来発想はなく山に沿うようにして家が建てられていたというのが敗戦と重なる。そして谷埋め盛り土の地すべり。これは自然災害ではなく人災では?しかしディベロッパーは売ったら責任なし、土地のリスクは個人が負う国(みんなの税金ね)が補填する。家は大きな買い物、そりゃみんな儲かりたいし、経済回したいから国も強硬に止めはしなかった。2020/11/18

takao

4
斜面崩壊、建設残土2020/09/07

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