ブッシュマンの民話

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  • サイズ A5判/ページ数 288p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814002498
  • NDC分類 388.484
  • Cコード C0039

出版社内容情報

動物たちが語り合いだまし合い、軽々と人に変身する。半世紀にわたりその生活を追った著者が、原初の想像力を語りのままに伝える。

内容説明

アフリカ大陸南部のカラハリ砂漠、草原に棲む動物たちがひしめきあい語り合いだまし合い、軽々と人に変身する。原初の想像力は縦横無尽に私たちを超えていく。半世紀にわたってブッシュマンの生活を追いかけてきた著者が民話を記録、特徴的なクリック音を再現しつつ語りのまま書き起こした。狩猟採集民の精神世界を語る、29話。

目次

第1章 神話―ピーシツォワゴ(創造主)が登場するお話(ダチョウの火を盗む;ドゥロンゴの知恵 ほか)
第2章 寓話―動物や植物についてのおとぎ話(リカオンとカメの競走;ジャッカルと犬 ほか)
第3章 怪談―殺人鬼や怪物などのお話(アウチ(首のうしろに口をもつ怪人)
トボラーリ(アウチの変形) ほか)
第4章 近年導入された民話―近隣民族から借用したお話(ジャッカルとハイエナ;ニワトリとジャッカル ほか)

著者等紹介

田中二郎[タナカジロウ]
1941年京都生まれ。京都大学理学部卒業。東京大学大学院社会学研究科博士課程中退。理学博士。京都大学霊長類研究所助教授、弘前大学人文学部教授、京都大学アフリカ地域研究センター、アジア・アフリカ地域研究研究科教授を歴任。京都大学名誉教授。専門は人類学、アフリカ地域研究。狩猟採集民ブッシュマン、ムブティ・ピグミー、遊牧民レンディーレ、ポコットなどを対象とした生態人類学的研究をおこなってきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ジャズクラ本

14
○50年近くにわたりブッシュマンの民話を採録してきた著者による刊行。最近は定住化政策によって古来の生活も様変りしつつあり、文字を持たないだけにこういった民話も忘れ去られていく可能性が危惧されているようだ。内容は神の存在であるピーシツォワゴの話や身近な動物の話、非常に平和的な民族だがそれでも若干存在する殺人の話などが盛り込まれており、妻や夫が亡くなるとその弟妹と結婚する習俗もみられるという。放っておくと廃れかねない他国他民族の伝承を日本の大学から出版して記録した意義は大きく、とても興味深い内容だった。2020/10/01

おはなし会 芽ぶっく 

10
『カマキリと月』 https://bookmeter.com/books/586454 を読んだ後、こちらの本を見つけて読みました。半世紀にわたって民話を記録されたそうです。【第1章 神話——ピーシツォワゴ(創造主)が登場するお話】ダチョウの火を盗む/ドゥロンゴの知恵/アカシアに化けたピーシツォワゴ/ピーシツォワゴとトウツォワゴ(イボイノシシ)/コアテ(ピーシツォワゴの子)/赤ん坊に化けたピーシツォワゴ/エランドとハチミツ/ライオンとエランドとカメ/ピーシツォワゴとゴノツォワゴ →2020/03/26

てつこ

3
南アフリカのカラハリ砂漠周辺の狩猟採集民ブッシュマンたちから聞き取った民話を訳したもの。創造主ピーシツォワゴの神話や、動物たちがたくさん登場する寓話、他部族から流入してきたと思われる話など。文字を使わない民なので古い口頭伝承の多くが失われている可能性があり、この本のように無形文化財として残すアクションはとても重要。いたずら者のウサギの話が好き。騙し騙されたり、下ネタ系の話が多い。後書きではブッシュマンの定住政策やそれに対する批判なども紹介されている。2022/01/02

takao

2
ふむ2021/04/19

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