ものの人類学〈2〉

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ものの人類学〈2〉

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  • サイズ A5判/ページ数 300p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784814002337
  • NDC分類 389.04
  • Cコード C3039

出版社内容情報

鍛冶屋と鎚の対話、神が宿るとされる石等、世界各地の多様な「もの」と人間の関係を分析し、「ひと」と「もの」の境界に迫る。

内容説明

日々スマホを使ってチャットをし、乗り物を使って移動し、パソコンを開いて思考する私たち。これらの「もの」は非人間の「もの」なのか、「ひと」の一部なのか、それとも私たち自身がじつは「もの」なのか?鍛冶屋と鎚の対話、将棋ソフトと人間の棋士の相互作用、ひとが「ひとでなし」化されたホロコースト等、世界各地の多様な事例をもとに「もの」と「ひと」の混淆した関係を暴く、斬新な人類社会論。

目次

新たな「もの」の人類学のための序章―脱人間中心主義の可能性と課題
第1部 ひとともののエンタングルメント(ものが生まれ出ずる制作の現場―鉄と道具と私の共同作業;「もの」が創発するとき―真珠養殖の現場における「もの」、環境、人間の複雑系的なエンタングルメント;存在論的相対化―現代将棋における機械と人間)
第2部 もののひと化(絡まりあう生命の森の新参者―ボルネオ島の熱帯雨林とプナン;サヴァンナの存在論―東アフリカ遊牧社会における避難の物質文化;石について―非人工物にして非生き物をどう語るか)
第3部 ひとのもの化(「もの人間」のエスノグラフィ―ラスタからダッワ実践者へ;中国黄土高原に潜勢する“人ならぬ‐もの”の力;“ひとでなし”と“ものでなし”の世界を生きる―回教徒とフェティシスとをめぐって)
第4部 新たなもの概念(数からものを考える―『無限の感知』を参照しつつ;五感によって把握される「もの」―知覚と環境をめぐる人類学的方法試論)
第5部 ものの人類学を超えて―動物研究と哲学からの視線(「人間」と「もの」のはざまで―「動物」から人類学への視点;“もの自体”を巡る哲学と人類学)

著者等紹介

床呂郁哉[トコロイクヤ]
1965年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。学術博士。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。専攻:人類学

河合香吏[カワイカオリ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所教授。1961年生まれ。京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アメヲトコ

5
「ひと」と「もの」との境界に着目した論集。かなり意欲的な内容の論文が多いですが、こちらが人類学の研究潮流を理解しきれていないために未だ咀嚼できず。装幀はお洒落ですが横組みはやはり読みづらい。2019/08/15

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