西洋古典叢書<br> デモステネス 弁論集〈6〉

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西洋古典叢書
デモステネス 弁論集〈6〉

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  • サイズ A5判/ページ数 727p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784814002276
  • NDC分類 131.2
  • Cコード C1398

出版社内容情報

古代ギリシア最大の弁論家の名の下に伝わる、かつて勝訴させた依頼主の偽証を告発した2篇など、私訴を扱う弁論18篇を収録。

内容説明

前分冊に引き続き、古代ギリシア最大の弁論家の名の下に伝わる私訴弁論作品のうち、第41~58弁論を収録。いずれも同人の作とされながら、かつての弁論による敗訴者のために書かれ、そのとき勝訴させた側を偽証のかどで告発した2篇。それらの訴訟の当事者にしてトラブル・メーカー、アポロドロスが演説者となるのみならず、真作者でもあったと考えられている4篇など。

目次

第41弁論 スプディアスへの抗弁
第42弁論 パイニッポスへの抗弁
第43弁論 マカルタトスへの抗弁
第44弁論 レオカレスへの抗弁
第45弁論 ステパノス弾劾・第一演説
第46弁論 ステパノス弾劾・第二演説

著者等紹介

佐藤昇[サトウノボル]
神戸大学准教授。1973年宮城県生まれ。2003年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。東京大学助教を経て2012年より現職

木曽明子[キソアキコ]
大阪大学名誉教授。1936年満州生まれ。1967年京都大学大学院文学研究科博士課程修了。大阪大学教授、北見工業大学教授を経て2002年退職

吉武純夫[ヨシタケスミオ]
名古屋大学准教授。1959年北海道生まれ。1991年京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。静修女子大学助教授、名古屋大学助教授を経て2000年より現職

平田松吾[ヒラタショウゴ]
東邦大学元教授。1954年佐賀県生まれ。1990年国際基督教大学比較文化研究科博士課程修了。東邦大学助教授、教授を経て2019年退職

半田勝彦[ハンダカツヒコ]
法政大学大学院非常勤講師。1965年東京都生まれ。2000年法政大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

7
第5巻と本巻は個人が個人を訴える私訴弁論が収録される。古代アテナイでは公訴/私訴の選択は原告に委ねられたという(被告を処罰かつ経済的補償が得られる私訴を選ぶ者が多かったようだ)。現在の法体系から見れば問題だろうが、市民の権利と義務を基盤に管理された社会が、本巻の18の私訴弁論から透けて見える。一方、前巻から点在する海上貸付弁論の最後である「ディオニュソドロス弾劾」では、資金の借り手が他で資金を運用し返済しなかった点が争われており、アテナイ貿易での契約不履行が横行する都市国家の外側からの衰退の傾向も見える。2022/07/31

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