環太平洋研究叢書<br> 秩序の砂塵化を超えて―環太平洋パラダイムの可能性

個数:

環太平洋研究叢書
秩序の砂塵化を超えて―環太平洋パラダイムの可能性

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

  • サイズ A5判/ページ数 284p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784814001118
  • NDC分類 302
  • Cコード C3331

内容説明

格差拡大を背景にした民主主義の動揺が世界的に広がる一方、クリミア併合や「イスラム国」、南シナ海問題など、第二次大戦以降世界が経験しなかった力による版図の変更さえもが進行している。平和と安定を再構築するための新しい途はどこにあるのか?旧体制や「伝統」を乗り越えようと格闘する、環太平洋地域の社会の中に可能性を見る。

目次

新秩序形成に向けた動態的視座の構築をめざして―環太平洋地域を起点に
第1部 動揺する国家と社会の枠組みの現在(権威主義の進化、民主主義の危機―世界秩序を揺るがす政治的価値観の変容;民主主義の揺らぎとその含意―今世紀のラテンアメリカの状況から;中国の資本主義的発展をどうとらえるか―歴史的「制度」の視点から;イスラーム観の違いを克服する―ポスト社会主義、イスラーム復興、権威主義の交錯するウズベキスタンの課題)
第2部 アクターが作りだす位相(分極化するアメリカ―その背景と課題;「現象」としての「イスラーム国(IS)」―反国家・脱国家・超国家
インドネシアにおける暴力をめぐる公私のポリティクス
現代イスラーム経済の挑戦―ポスト資本主義時代の新たなパラダイムのために
UAEのフィリピン人ムスリム女性家事労働者―ムスリム・アイデンティティのゆらぎと複層化)
砂塵化を超克する試みの萌芽

著者等紹介

村上勇介[ムラカミユウスケ]
1964年生。京都大学東南アジア地域研究研究所准教授。博士(政治学)。ラテンアメリカ地域研究、政治学専攻

帯谷知可[オビヤチカ]
1963年生。京都大学東南アジア地域研究研究所准教授。中央アジア近現代史、中央アジア地域研究専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。