同期現象の科学―位相記述によるアプローチ

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同期現象の科学―位相記述によるアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 360p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784814000531
  • NDC分類 413.6
  • Cコード C3040

出版社内容情報

自然のなかに自発的な動きが生じるとき,その原初の姿は周期運動であり,数学的にはリミットサイクル振動によって表される.その担い手となる振動子が同期するか否かをめぐって,理論と解析をむすびながらさまざまなダイナミクスを解き明かす.そこから,物理学のみならず,生命科学や化学,工学でも注目を集める非線形現象の最前線に迫る.

蔵本 由紀[クラモト ヨシキ]
理学博士,京都大学名誉教授
1940年大阪府生まれ. 1969年3月京都大学大学院博士課程修了. 同年4月九州大学助手. 1976年4月京都大学助教授. 1977年独国シュツットガルト大学訪問教授(1ヵ年). 1981年4月京都大学基礎物理学研究所教授. 1985年4月京都大学理学部教授. 2004年3月退官. 同年より2015年3月まで北海道大学特任教授,国際高等研究所副所長等を歴任. 2005年度朝日賞受賞.
主要な著書:Chemical Oscillations, Waves, and Turbulence (Springer, 1984), Dover (2003). 『新しい自然学』(岩波書店, 2002 [筑摩書房, 2016]). 『非線形科学』(集英社, 2007). 『非線形科学 同期する世界』(集英社, 2014) など.

河村 洋史[カワムラ ヨウジ]
博士(理学),海洋研究開発機構研究員
1979年山口県生まれ.2007年3月京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了,同年4月海洋研究開発機構研究員,現在に至る.
主要な著書:『同期現象の数理』(共著, 培風館, 2010).

内容説明

ホタルの発光、カエルの鳴き声、振り子やメトロノーム…自然界に自発的に生じる動きや形の担い手となる振動子はなぜ同期するのか。理論と解析をむすびながらその謎を解き明かす。

目次

序論:振動と同期の普遍性(結合振動子系の科学の可能性;同期現象について ほか)
振動の発生と逓減摂動法(縮約の考え方;弱非線形振動の摂動理論 ほか)
振動場のパターンダイナミクス(平面波解;平面波の安定性 ほか)
位相記述法(位相の大域的定義;固有ベクトルとの関係 ほか)
振動子の集団ダイナミクス(大域結合系における位相の完全同期と完全非同期;Watanabe‐Strogatz変換 ほか)

著者等紹介

蔵本由紀[クラモトヨシキ]
理学博士、京都大学名誉教授。1940年大阪府生まれ。1969年3月京都大学大学院博士課程修了。同年4月九州大学助手。1976年4月京都大学助教授。1977年独国シュツットガルト大学訪問教授(1ヵ年)。1981年4月京都大学基礎物理学研究所教授。1985年4月京都大学理学部教授。2004年3月退官。同年より2015年3月まで北海道大学特任教授、国際高等研究所副所長等を歴任。2005年度朝日賞受賞

河村洋史[カワムラヨウジ]
博士(理学)、海洋研究開発機構研究員。1979年山口県生まれ。2007年3月京都大学大学院理学研究科博士後期課程修了、同年4月海洋研究開発機構研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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こずえ

1
同期現象について勉強したい生物系・物理系の学部3年生以上おすすめ。

α-ソリトン

0
振動子の結合系はStuart-Landau方程式または複素GL方程式に落とし込むことができる。この方程式で記述される系は、流体力学の分野において解析が進んでいて、不均一な結合をある程度含んで定式化しても近似的に解が求まったりする。(すばらしい)2018/10/22

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