古代書体論考

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古代書体論考

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814000494
  • NDC分類 728.22
  • Cコード C3081

出版社内容情報

漢字の書体名として「篆書」「隷書」という名称はあまねく知られているが,命名の由来は明らかでなかった.本書は,書体名称が前漢末期まで遡ることを指摘しながら,命名の背景に漢代の経学における今文・古文の学派対立が反映されているという新説を提示し,命名にこめられた企図を体系的に探ることによって,古代書体の全体像を明らかにすることを試みる.

山元 宣宏[ヤマモト ノブヒロ]

内容説明

「古文」「隷書」という名称にこめられた学派対立の企図を体系的に探ることによって、古代書体の全体像を明らかにすることを試みる。

目次

序章
第1章 秦書八体の成立時期再考
第2章 書体の名称はいつ成立したのか
第3章 隷書の“隷”について
第4章 篆書の「篆」について
第5章 急就篇の文献的性格
第6章 章草の名義
結章 書体の命名に込められた企図
附篇
附録(中文)“逆丁”

著者等紹介

山元宣宏[ヤマモトノブヒロ]
宮崎大学教育学部准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。京都大学博士(人間・環境学)。日本学術振興会特別研究員、京都大学、大阪教育大学の非常勤講師、宮崎大学教育文化学部専任講師を経て現在に至る。世界漢字学会日本理事、全九州大学書写書道教育学会監事、東方学会会員、書学書道史学会会員。第6回立命館白川静記念東洋文字文化賞、平成24年度漢検漢字文化研究奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

2
隷書・篆書といった書体の名称の由来に関する考証が中心。それぞれ前漢末期の今文・古文の対立を背景として命名され、特に隷書は古文学派が今文によるテキストを貶めるために、「隷臣が使うような卑しい書体」という意味を込めて名づけたということだが、もしそうだとすれば、当の今文学派が隷書という名称をどのように受け止めていたのかが気になる。2016/11/08

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