西洋古典叢書<br> 弁論家の教育〈4〉

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西洋古典叢書
弁論家の教育〈4〉

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  • サイズ B6判/ページ数 285,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784814000340
  • NDC分類 809.4
  • Cコード C1398

出版社内容情報

本分冊所収の第9巻では、弁論術の5部門のうち、第8巻から続く「措辞」のなかでも「文彩」と「配語法」が論じられる。第10巻には弁論家教育のための読書指南として、ギリシアのホメロスをはじめとする叙事・抒情詩人、悲・喜劇詩人、歴史家、弁論家、哲学者、およびローマのそれぞれやセネカらの著者に対するクインティリアヌスの概説的な批評が含まれている。本邦初完訳。(全5冊)

クインティリアヌス[クインティリアヌス]

森谷 宇一[モリタニ ウイチ]
大阪大学名誉教授
1940年 京城生まれ
1971年 東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学
東北大学助教授、大阪大学助教授、教授を経て2004年退職
主な著訳書
『岩波講座 文学』第4巻(共著、岩波書店)
『講座 美学』第1、4巻(共著、東京大学出版会)
『芸術学フォーラム』第7巻(共編、勁草書房)
『ヨーロッパ風景紀行(未完)』(大阪大学文学部文芸学研究室)
クインティリアヌス『弁論家の教育1?3』(共訳、京都大学学術出版会)

戸高 和弘[トダカ カズヒロ]
大阪大学非常勤講師
1960年 福岡県生まれ
1991年 大阪大学大学院人文科学研究科博士課程修了を経て現在に至る
主な著訳書
『芸術学フォーラム』第7巻(共著、勁草書房)
『美の変貌―西洋美学史への展望』(共著、世界思想社)
ディオニュシオス/デメトリオス『修辞学論集』(共訳、京都大学学術出版会)
クインティリアヌス『弁論家の教育1?3』(共訳、京都大学学術出版会)
ルキアノス『偽預言者アレクサンドロス―全集4』(共訳、京都大学学術出版会)

伊達 立晶[ダテ タツアキ]
同志社大学文学部教授
1966年 大阪府生まれ
2002年 大阪大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)
主な著訳書
『パサージュ文化論―「花・歌・人形」の開かれた文化研究』(共著、晃洋書房)
クインティリアヌス『弁論家の教育1、2』(共訳、京都大学学術出版会)
2014年 同志社大学文学部専任講師、准教授を経て現職

吉田 俊一郎[ヨシダ シュンイチロウ]
東京大学大学院人文社会系研究科助教
1978年 東京都生まれ
2010年 東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学
2013年 東京大学博士(文学)
2014年 日本学術振興会特別研究員を経て現職
主な著訳書
『西洋古典学の明日へ』(共著、知泉書館)
クインティリアヌス『弁論家の教育3』(共訳、京都大学学術出版会)

内容説明

よく書き、よく話すには、多く読み、多く聞くべし。弁論術を養うための読書指南。本邦初完訳。

目次

第9巻(文彩一般について;考えの文彩;言葉の文彩;配語法)
第10巻(読むこと;模倣;書くこと;修正;作文練習の諸形式;考えること;即興)

著者等紹介

森谷宇一[モリタニウイチ]
大阪大学名誉教授。1940年京城生まれ。1971年東京大学大学院人文科学研究科博士課程満期退学。東北大学助教授、大阪大学助教授、教授を経て2004年退職

戸高和弘[トダカカズヒロ]
大阪大学非常勤講師。1960年福岡県生まれ。1991年大阪大学大学院人文科学研究科博士課程修了を経て現在に至る

伊達立晶[ダテタツアキ]
同志社大学文学部教授。1966年大阪府生まれ。2002年大阪大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。2014年同志社大学文学部専任講師、准教授を経て現職

吉田俊一郎[ヨシダシュンイチロウ]
東京大学大学院人文社会系研究科助教。1978年東京都生まれ。2010年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。2013年東京大学博士(文学)。2014年日本学術振興会特別研究員を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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roughfractus02

7
前巻で第七巻の法廷弁論の後に声と文字に跨る修辞に関する第八巻が位置していた。文字を読む場面を強調するためか、本巻では「文彩」と邦訳されてある。第九巻では空間的な語の配置に関する「配語法」や、時間的な語の流れに関する詩の文彩の実践例を、セネカやキケロら弁論家だけでなく古典の詩や悲劇の文を音楽のように暗唱して身に付ける教育が示される。それは一方で、著者の古典に対する批評になっているのだが、他方で、著者の詩や弁論の引用が正確でないという研究面の指摘から、引用が著者自身の暗唱の実践例になっている点に気付かされる。2022/08/07

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