水と土と森の科学

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  • サイズ A5判/ページ数 243p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814000234
  • NDC分類 656.5
  • Cコード C3044

出版社内容情報

さまざまな時間スケールで繰り広げられる、地球科学プロセスと生物学プロセスの相互作用から流域の水移動を考え直す。

内容説明

山地水源地帯の水移動現象は、地殻変動・侵食という地球科学プロセスと森林生態系及びその作り出す土壌という生物学プロセスの、多様な時間スケールで繰り広げられる相互作用が深くかかわっている。その観点から、観測知見に基づくモデル予測に新たな方向性を見いだし、森林資源の持続利用と防災のバランスを考えた次世代の地域設計に貢献する。

目次

序論 森林と雨水流出に関する問題の所在(森林の流出緩和機能;森林機能に関する常識的な見方;森林の流出緩和機能に関する問題点;洪水流出に関する評価手法のあり方)
第1章 生態系との相互作用に基づく災害論(災害を論じる難しさ;地球と生態系の相互作用と人間活動の影響;森林生態系との相互作用に配慮した災害対策)
第2章 山地森林流域における水流出研究の展開(先駆的な日本の流出モデル研究;降雨流出応答関係における飽和不飽和浸透流の役割;有効降雨と波形変換それぞれのモデル化;山腹斜面の水移動観測からみた流出メカニズム)
第3章 斜面における流出平準化機能(準定常性変換システムの基礎;降雨流出応答特性の準定常性;不均質な流出場の発達過程;流出平準化機能の評価手法;拡張Dupuit‐Forchheimer近似での土壌層鉛直断面の圧力水頭・水理水頭分布;定常状態における圧力水頭分布の近似解法)
結論 水と土と森の相互作用

著者等紹介

谷誠[タニマコト]
1950年大阪市に生まれる。1980年京都大学大学院農学研究科博士課程修了(農学博士)。1981‐1999年林野庁林業試験場関西支場防災研究室研究員、林野庁森林総合研究所森林環境部気象研究室長を経て、1999‐2016年京都大学大学院農学研究科地域環境科学専攻森林水文学分野教授。2012‐2014年一般社団法人水文・水資源学会会長。2014年日本地球惑星科学連合フェロー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。