自然は誰のものか―住民参加型保全の逆説を乗り越える

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自然は誰のものか―住民参加型保全の逆説を乗り越える

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  • サイズ A5判/ページ数 311p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784814000098
  • NDC分類 302.4
  • Cコード C1330

目次

アフリカの自然は誰のものか―参加型自然保護活動の現状と将来像
第1部 自然保護の歴史と現状(殺さない倫理と殺して守る論理―アフリカのスポーツハンティングを考える;森の先住民、マルミミゾウ、そして経済発展と生物多様性保全の是非の現状;神聖な森と動物の将来―在来知と科学知の対話にむけて)
第2部 住民参加型自然保護を問い直す(豊かなゆえに奪われる野生動物―タンザニアにおける住民参加型自然保護;アフリカ熱帯雨林における文化多様性と参加型保全―ふたつの自然保護区における地域社会の比較から;コミュニティ主体型共同管理という言説)
第3部 自然保護の新たな潮流と将来像(新自由主義的保全アプローチと住民参加―エチオピアの野生動物保護区と地域住民間の対立回避の技法;マサイ・オリンピックの先には何がある?―ケニア南部における「コミュニティ主体の保全」の半世紀)
自然保護活動の実践におけるアフリカ潜在力の在処とその行方

著者等紹介

山越言[ヤマコシゲン]
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・准教授。京都大学大学院理学研究科博士課程修了、京都大学博士(理学)

目黒紀夫[メグロトシオ]
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所・研究機関研究員。東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程単位取得退学、博士(農学)

佐藤哲[サトウテツ]
総合地球環境学研究所・教授。上智大学大学院理工学研究科博士課程修了、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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singoito2

5
本シリーズ最終巻。アフリカは広い・・・内戦や民族紛争のイメージが強くて、貧しくて可哀想なアフリカの人たち・・・と思い込みがちだけど、どっこいそんなに甘くない。ひたむきに、したたかに、誠実に心と体に汗をかきながら紛争を防止し、調停し、富の平準化を図り、よりよい地域作りに努力している人たちが一杯いて、逆にそのことが人間の底力と人間への信頼を思い出させてくれるとても良い本でした。実は、そのような人たちに真摯に向き合い、寄り添って話を聞き、調査・記録した日本人のたくさんの研究者たちの姿も、密かに心打つものでした。2022/01/16

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