内容説明
農耕中心の生活をもたらした新石器化とグローバル経済の社会を生んだ現代化。人類史の二大変革期の背後になにがあったのか?景観の視点から迫る。
目次
景観の三時代―新石器化、現代化、そして未来
第1部 農耕の広がりと景観(水田の状景;湿地、水田、そして都市へ―長江下流域新石器時代の景観変遷;朝鮮半島南部の新石器化と景観の変化;多層的共同体と景観の歴史―阿蘇湯浦からの考察;ロシア極東の新石器化に伴う景観変化とその特徴)
第2部 文化の移植と植民(殖民都市「旭川」の建設による上川アイヌ社会の景観変動;零度の景観―いつ人は神に祈りを捧げるのか;都市の中心性と言語行動―伝統的景観の維持と言語の規範をめぐって)
著者等紹介
内山純蔵[ウチヤマジュンゾウ]
総合地球環境学研究所准教授。専門は環境考古学・景観論
リンドストロム,カティ[リンドストロム,カティ][Lindstr¨om,Kati]
タルト大学哲学記号論研究所記号論学科講師。専門は景観論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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