地球研叢書<br> 安定同位体というメガネ―人と環境のつながりを診る

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地球研叢書
安定同位体というメガネ―人と環境のつながりを診る

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  • サイズ B6判/ページ数 171p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784812210178
  • NDC分類 519
  • Cコード C1045

内容説明

二酸化炭素や水などあらゆる物質は環境を循環している。秘かにその痕跡を残しながら。それが安定同位体比で、これをたどることで私たちは物質の動きを追跡できるのだ。いわば名探偵が虫メガネを使うように。この新しいツールを用いて暮らしと環境問題のつながりを捉える。

目次

序章 安定同位体って何?(環境問題をひもとく新しい道具;この本の構成 ほか)
第1章 生き物同士のつながりを診る―アミノ酸の窒素同位体比を用いて(食べ物と安定同位体比;アミノ酸の窒素同位体比から覗く生態系 ほか)
第2章 気候と社会の歴史を診る―樹木年輪の酸素同位体比からの解読(これまで樹木年輪でどんな研究がされていたか;酸素同位体比との出会い ほか)
第3章 地球環境のトレーサビリティー(資源問題と環境問題をつなげる元素;地球環境を構成する元素のトレーサビリティー ほか)
第4章 環境診断学の誕生(安定同位体研究の50年史;1960年代以前―同位体が世界で注目を浴びた日 ほか)

著者等紹介

和田英太郎[ワダエイタロウ]
海洋研究開発機構地球環境変動領域特任上席研究員、京都大学名誉教授、総合地球環境学研究所名誉教授

神松幸弘[コウマツユキヒロ]
総合地球環境学研究所研究推進戦略センター助教。専門は動物生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

輝胤@灯れ松明の火

2
世界をどのような視点から見るかによって、世界がまるで違うものに見えてくる。この本は、「安定同位体」というあまり馴染みのない視点から世界を見ようという試み。理系の内容だが、否、だからこそ、書いてあることは新鮮だった。2012/04/18

T.Y

1
安定同位体比について、比較的優しく書かれた本。安定同位体と言っても元素ごとに研究されてきた背景が異なるし、測定の仕方も異なる。硫黄同位体比が北半球と南半球で異なる値を示すことはあらたな知見だった。2021/11/23

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