DNAでたどる日本人10万年の旅―多様なヒト・言語・文化はどこから来たのか?

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DNAでたどる日本人10万年の旅―多様なヒト・言語・文化はどこから来たのか?

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  • サイズ B6判/ページ数 193p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784812207536
  • NDC分類 469.91
  • Cコード C0045

内容説明

DNA多型分析・考古学・言語学の知見を統合して人類の歴史を再現。

目次

第1章 日本列島におけるDNA多様性の貴重さ(日本列島における多様なヒト集団の共存;出アフリカ三大グループが日本列島へ移動してきたルート;日本列島では維持できた高いDNA多様性)
第2章 多様な文明・文化の日本列島への流入(旧石器時代における北方系基層文化;新石器時代における技術革新―土器、漁撈、農耕;古代における長江文明と黄河文明の影響;多様な文化の流入とそのルーツ)
第3章 日本列島における言語の多様な姿(日本列島の諸言語;日本列島諸語の成立のモデル)
第4章 日本列島における多様な民族・文化の共存(アイヌ民族の貴重さ;琉球民族の特異な位置;九州・四国・本州における多様な文化の共存)
第5章 多様性喪失の圧力に対して(多様性喪失の要因;日本列島における多様性維持の意義)

著者等紹介

崎谷満[サキタニミツル]
CCC研究所所長。1954年生まれ。京都大学大学院博士課程修了、医学博士。専門は分子生物学、血液学(成人T細胞白血病ウイルス研究)であったが、長崎大学、京都大学での研究を経て、1997年にCCC研究所所長に就任してからは、分子生物学(DNA多型分析)を中心においたヒト集団や文化、言語の多様性の科学的解明という、理系・文系という枠を超えた幅広い学際研究に進んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たまきら

46
「日本人」をDNAから見たら、それは他国に類を見ないぐらいの多様な遺伝子サンプルの宝庫だったーその記述だけで、日本という島国がどういう選択をしてきたかが垣間見えてくる。…とはいえ他の国のデータを見たことがないので著者の言葉を信じるしかないんですけど。DNAだけでなく他の方法も駆使して「日本人」を研究している情熱には敬意を表するが、もっと一般が興味を持てる文章だったらなあ…少しガッカリ。他の地域についても知りたいし、私たちもデータ集積に参加できないのかなあ?とか逆に知りたいことが増えました。2023/06/30

ステビア

27
日本における遺伝的・言語的・文化的多様性。単一民族神話という大ウソ!2023/03/28

にゃんにゃんこ

11
専門用語が多くよみずらい。内容は良かった。面白さ352022/07/19

Nobu A

8
崎谷満著書初読。福岡先生著書「できそこないの男たち」からの逢着本。北にアイヌ人、南に琉球民族、そして中央に日本人が存在する日本。DNA多型分析で人類の起源はアフリカに現れた一人の祖先から始まったことが解った。その後アフリカに留まる者とアジアやヨーロッパと四方に散らばる者と大別。前者が2種類、後者が3種類と更に類型化される。浪漫がある、とここまでは良かったが、正直無味乾燥な歴史の教科書を読んでいる感覚。どうしてかな。集中力不足?DNAでどのように解明されたかと言う科学的視点もあるとより立体的で良かったかも。2022/10/23

みにみに

7
Y染色体DNAの解析をもとに日本人のルーツを多方面から解き明かしていて、非常に面白くて納得のいく考察だった。日本は多方面から集団が流入して、共存共生してきた社会だったことがわかる。縄文VS弥生の戦いがあって、弥生人が縄文人を征服した、というような歴史ではなく、少数の弥生人がもたらした文化を縄文人が受け入れていった、ということがDNAの解析結果から想像出来る。縄文人は朝鮮半島から長崎県のあたりに上陸?して、日本列島に広がっていった。時代が下って、渡来系弥生人は福岡県あたりに水稲稲作を伝えた。→2014/07/29

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