出版社内容情報
世界農業に起こっている事態と途上国農業で今起こっている事態を解説し、世界各地に広まっているフェアトレード運動の意義を解説。
まえがき 1.はじめに column「コーヒー」 2.グローバリゼーションの直撃を受ける世界の農民 3.ベトナムがなぜコーヒー大生産国に4.ブラジルでなぜ有機コーヒー運動か 5.輸入大国日本とフェアトレード
目次
1 はじめに
2 グローバリゼーションの直撃を受ける世界の農民(新たな穀物輸入大国の出現;穀物生産から熱帯輸出農産物へ ほか)
3 ベトナムがなぜコーヒー大生産国に(コーヒー豆は外貨獲得源;ダクラク高原のロブスタ・コーヒー産地 ほか)
4 ブラジルでなぜ有機コーヒー運動か(ブラジル有機コーヒーの首都・マシャード;JAS有機認証第1号の有機コーヒー農園 ほか)
5 輸入大国日本とフェアトレード(「食料の海外依存度60%」の日本ならばこそ;農産物流通制度との関連―卸売市場 ほか)
著者等紹介
村田武[ムラタタケシ]
1942年福岡県生まれ。1969年京都大学大学院経済学研究科博士課程中退。大阪外国語大学ドイツ語学科、金沢大学経済学部、九州大学農学部を経て、九州大学大学院農学研究院教授。経済学博士
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