内容説明
女子大生の由起子は、アルバイトで友人の家の留守番をすることになった。三日間留守番をするだけで、バイト料は二万円。楽勝のアルバイトのはずだったが、なんと殺人事件に巻き込まれてしまって!?(「真夜中の電話」より)ラストで必ず驚かされる、謎解きの楽しさに満ちたミステリー作品集。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。日本機械学会に勤めていた1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞して作家デビュー。1978年、『三毛猫ホームズの推理』がベストセラーとなって作家専業に。2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。2016年、日本社会に警鐘を鳴らす『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mika K
15
小学生から借りた本。短編ミステリーが4編。すぐに謎が解けてしまうが、小学生はちょうど良いかも。一番面白かったのは表題作。留守番のバイトを引き受け、あと1日で終わりというところに訪問客。バタバタしていたらいつのまにか訪問客の女性が殺されていた…犯人は私?どの話も20〜30年前の話なのでちょっと時代遅れだと感じる場面もあるけれど、それでも赤川次郎作品は面白い。2018/09/22
ココ
14
赤川さんだ……って思える、これぞ赤川ミステリー集。安心感半端ない。もう何十冊?何百冊?読んだと思うけど、ここまでくると、登場の仕方や頻度によって、話の犯人になりそうな人がちらほらわかりかけてくるようになった。でもそれでもラストをひっくり返してくる赤川さんは、本当に本当にたまんない!2019/01/21
aki
10
図書館借本。 短編集。どのストーリーも短いながらに面白さと驚きが含まれていました。2020/12/13
リリパス
7
4つのお話が入っている短編集です。どのお話も面白かったです。2017/12/27
ゆっき
5
ミステリー短編集。相変わらずの読みやすさで面白かったです。2018/06/07