TPP参加なんて怖くない!食糧危機なんか任してくれ―提案食糧自衛隊の創設私案

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  • サイズ B6判/ページ数 216p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784809676703
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C0033

目次

第1章 日本の農林漁業の現状
第2章 五〇年後の世界の人口と食糧
第3章 世界の森林資源
第4章 世界の漁業資源
第5章 食糧の安全保障
第6章 食糧自衛隊の創設私案
第7章 世界農地争奪戦の実態

著者等紹介

伊東春海[イトウハルミ]
昭和10(1935)年1月東京都江戸川区に生まれる。同28年関東綜合高等学校(現関東第一高等学校)卒業、東京ガス株式会社入社、入社後中央大学経済学部卒業。平成元年6月東京ガス株式会社退職。同2年1月あ・うん企画株式会社設立、代表取締役就任。同12年9月株式会社エフ・ユー創立と共に監査役就任、同21年退任。主な地域活動、江戸川区松島三丁目地区街づくり協議会活動に参加、防災街づくりを推進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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壱萬弐仟縁

3
TPP論争本? 77歳の著者による食糧自衛隊構想が述べられている。聞いたことのない発想で、戸惑いを隠せない。農水省やFAO、週刊エコノミストなどのデータを活用して、食糧安全保障の道を構築しておきたいことは理解できた。食糧危機に対応する組織だろうが、従来の自衛隊との相違点はどこか。目的は自給率7割のようなので、今の4割よりも自前で食糧調達する方向は理解できる。だが、自衛隊という組織には戦時下の食料難が前提となろう。食糧難だからこういう呼称にならざるを得ないのだろう。話し言葉だから読者としては馴染みやすいか。2012/12/15

椎奈

2
≪2013.0731図書館≫これは食糧自衛隊を創設する〜みたいなのが主なので、日本の農業・食糧について中心に書かれている。サブタイトルに「提案 食糧自衛隊の創設私案」って書いてありながら、本題に入るのが遅かった。この本でわたしはTPPに対して否定的?ではない本を初めて読んだ。2013/08/06

ophiuchi

1
半分は文献などからの引用・転載で世界の食糧事情を知るのには役だったが、著者の持論「食料自衛隊の創設」の論拠になっているようには、あまり思えなかった。若者の労働力を一次産業に向けるというアイデアは悪くないけど、政策提言としては内容が弱すぎるように感じた。2013/04/21

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