内容説明
つらくなるカラクリとちょっとしたコツがわかれば解決策がみえてくる!!対人援助職が抱えやすいストレスを、身近な実話で解説!つい、がんばりすぎてしまう、あなたのココロの守り方。
目次
1 支援者としての自分に自信がもてないあなたへ
2 言いたいことがうまく言えなくて困っているあなたへ
3 利用者の行動が理解できなくて困っているあなたへ
4 利用者の意欲を引き出せなくて困っているあなたへ
5 問題をうまく解決できなくて困っているあなたへ
6 利用者に苦手意識をもって困っているあなたへ
7 職場でついイライラして困っているあなたへ
8 仕事に追われて疲れがとれなくて困っているあなたへ
9 仕事が気になって眠れなくて困っているあなたへ
10 職場での人間関係が築けなくて困っているあなたへ
著者等紹介
竹田伸也[タケダシンヤ]
鳥取大学大学院医学系研究科臨床心理学専攻講師。博士(医学)。香川県丸亀市生まれ。鳥取大学大学院医学系研究科医学専攻博士課程修了。鳥取生協病院臨床心理士、広島国際大学心理科学部講師を経て現職。日本老年精神医学会評議員、日本認知症予防学会評議員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
コージー
23
★★★☆☆介護、医療、福祉などの現場で対人援助をしている人向けの本。対人援助職だからこそ抱えやすいストレスとの向き合い方をまとめたもの。実際によくある事例を紹介し、その解決策を提案してくれます。非常に読みやすい内容で、比較的どなたにでも参考になると思います。【印象的な言葉】①あなたの相談したいことが「手伝ってほしい」のように誰かに助けを求めるようなとき、相手が受け入れやすくなる魔法の言葉があります。それは「一緒に」です。②人生の豊かさは、二度とない「今」という時間をどれほど味わえたかで決まるのです。2020/02/14
kom
1
介護職の方向けの事例になっているけど、どんな人にも使える。読みやすい。2023/03/23
かー
1
失敗を引きずる・理想と現実のギャップに苦しむ。今の自分じゃないかと思い、その章は熱心に読んだ。マイナス思考になったらストップをかける。今、ここに意識を向けようとする。~すべき思考を辞めて、小さな課題に分解して一歩ずつステップアップを目指す。どこかの本で読んだ内容だが、今の自分だと思うと、より身にしみて内容が頭に入ってきた。実践をしていきたい。2022/01/08
しらたま
1
先輩に借りた本。考え方の癖については自己理解が深まるのと同時に、当て嵌まると自己嫌悪に陥る。すぐに活かせる対処法も具体的に書いてあるのでトライしやすい。支援している中でぶつかりそうな課題が多く、参考にしながら、悩んでいるのは私だけじゃないと思うと少し気持ちも軽くなる。仕事関係の本を読むのはしんどい時が多いけど、割と読みやすかった。先輩、いつもありがとう。2020/12/22
chisa
0
介護職向けかな?と思って読み進めていたけど、ネガティブ思考や不安、不眠についての対処法についても書かれていて日常での対人関係にも使えそう。ただあくまで元気な人が「少し調子悪いな」って時に試す方法である事、本当に燃え尽きてしまったり鬱になってしまった人には苦しい物もあると思うので迷わず病院に行ってほしい。仕事で実際に使えそうだなと思ったのは「支援の構造化」ちゃんと枠を決める事の重要性について理解した。2021/06/14