内容説明
本書では、今日の情報環境の変貌をふまえて、われわれ受け手が日常生活を営むなかで、マス・メディアとどのような関わり方をしているのか、についての現代社会、地域社会、大衆文化、選挙ならびに大衆操作の問題など、各分野についての論稿を中心にしています。もとより、各執筆者にはそれぞれの問題意識や視点があります。できるかぎりそれを生かしながら、今日のマス・メディアとそれをとりまく情報環境の変化にも視点をあててアプローチを試みました。
目次
第1章 現代生活の情報環境
第2章 生活のなかのマス・メディア―メディア環境の変化と生活
第3章 生活のなかの大衆文化
第4章 地域のなかのマス・メディア
第5章 マス・メディアのなかの地域争点
第6章 マス・メディアのなかの選挙
第7章 マス・メディアのなかの大衆操作―戦時体制下における大衆操作の論理