目次
「時にしたがわねばならぬ」―オーソン・ウェルズの『オセロー』をめぐって
ジェイン・オースティンのアダプテーション―成功の秘訣
作家の伝記―文学作品から映像作品への語りの継承
ジャンル性と作家性のあいだで―『戦場からのラブレター』のメロドラマ的想像力
『独裁者』を観る人びと―マス・オブザヴェイション資料から読む第二次大戦期の大衆とユーモアの関係
スマイリーはなぜ泳ぐのか―ル・カレの二つのフィクション世界を構造化する
ヘリテージ映画の再定義にむけて―マーガレット・サッチャーの影のもとで
三つの『贖罪』と運命のタイプライター―イアン・マキューアンの『贖罪』とジョー・ライトの翻案映画をめぐって