目次
第1章 ルネサンスにおける友愛のポリティクス―シェイクスピアと同時代の政治劇に読む友情の曖昧さ
第2章 「お家物」か「人情的小説」か、それが問題だ―宇田川文海と『ロミオとジュリエット』
第3章 エリザベス・ギャスケルの『北と南』をクィアする
第4章 ヘロデから見た『サロメ』の世界
第5章 「友人」と「親族」の狭間で―エリザベス・ボウエンの初期小説に見るクィアな小説空間
第6章 南部美人という伝説―キャサリン・アン・ポーターの「昔の人たち」
第7章 喪失にあって語るということ―セジウィックの「白いめがね」とアイデンティフィケーションをめぐるアンビバレンス
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