目次
二輪戦車と笏杖と幻
第1部 ケルトの世界(ドルイドとギリシア・ローマ世界;アイルランドのキリスト教受容―聖パトリックの伝承と象徴性;冒険と航海の物語;ケルト美術の装飾性;ケルトと北欧の関係について)
第2部 ケルト的稟質の展開(ヨハネス・スコートゥス・エリウゲナの思想;オシアンと「穏健派」―18世紀後半のガーリックをめぐる覚え書き;スコットランドの魔女妄信;音の風景―声楽的観点からみたアイルランドの作曲家たち;アイルランド語―歴史および現状と課題;詩的想像力と民俗劇―J・M・シング『谷間の蔭』をめぐって;アラン島の世界―ケルト遠望)