内容説明
落語と演歌を好む下町弁護士による熱き相談録。ユーモアと機智人情に溢れた活動は、自ずから弁護士に必要な資質をも表わしつつ痛快そのもの。法曹界を目指す人ばかりか、弁護士=カタブツと思っている人にも、一見以上の価値、あり。
目次
国選物語
示談あれこれ
巡り巡って
失敗のあれこれ
自転車三台目の代償
子供に救われた親たち
組合員に告ぐ
新婚旅行
紙一重―あの世からのお告げ
人ごとではない…か?〔ほか〕
著者等紹介
稲田寛[イナダヒロシ]
弁護士(東京弁護士会所属)。1935年8月30日、東京・本所亀沢町に生まれる。第二次大戦中に父母の出身地である新潟県栃尾市(現長岡市)に疎開、中学卒業まで在住。1959年3月、中央大学法学部法律学科卒業。東京弁護士会副会長、最高裁判所司法研修所教官(民事弁護)、日本弁護士連合会事務総長などを歴任。2006年春、旭日小綬章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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