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西田幾多郎 苦悩と悲哀の半生

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  • サイズ B6判/ページ数 257p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784805752197
  • NDC分類 121.6
  • Cコード C3010

内容説明

近代日本の思想界を代表する西田の実生活は、実に惨憺たる境遇であった。自らが「血と涙の生涯」と記した苦悩と悲哀の実像を掘り起こし、苦闘する思想形成の深部に迫る。

目次

第1章 修学時代
第2章 苦境の中の新人生
第3章 第四高等学校教授時代
第4章 学習院へ転任を希望
第5章 京都大学時代
終章 停年退職後のこと

著者等紹介

上田高昭[ウエダタカアキ]
1929年山梨県甲府市に生まれる。哲学専攻。1958年異分野の研究者らとアジアの総合的研究会を発足、研究誌『アジア評論』を発刊(編集代表)。研究、執筆活動(一時入院・療養生活)を続ける一方、諸大学にて哲学、倫理学、思想史、文明論等を講じる。1985年頃より道元の研究と打坐を始め、この20年来は主として近代科学・哲学批判の立場から『研究紀要』(大学)、同人誌『白壁』(代表=東大名誉教授古川哲史)等に、日本的哲学の源流たる「道元の思想」(論文)を続けて発表している
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