中央大学学術図書
文学作品と伝説における近親相姦モチーフ―文学的創作活動の心理学の基本的特徴

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  • サイズ A5判/ページ数 992,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805751633
  • NDC分類 904
  • Cコード C3098

目次

近親相姦空想の根源
近親相姦劇のタイプ―オイディプス、ハムレット、ドン・カルロス
シラーにおける近親相姦空想―草案と断片の心理学のために
継母のテーマ―素材選択の心理学のために
父親と息子の戦い
シェイクスピアの父親コンプレックス―演劇行為の心理学のために
世界文学におけるオイディプス劇
オイディプス伝説の解釈のために
神話的伝承
中世の寓話とキリスト教聖徒伝
神話、童話、伝説、文学作品、人生そして神経症にみられる父親と娘の関係
諸民族の風俗、習慣、法における近親相姦
きょうだいコンプレックスの意味
姉に対するシラーの愛―感情転移のメカニズム
兄弟憎悪のモチーフ―ソポクレスからシラーまで
ゲーテのきょうだいコンプレックス
きょうだい近親相姦の防衛と成就
バイロン―その生涯とドラマ創作
ドラマにおける聖書の近親相姦素材
グリルパルツァーの兄弟コンプレックス
運命悲劇の作家たち
ロマン派の作家たち
近代文学における近親相姦モチーフ 回顧と展望

著者等紹介

前野光弘[マエノミツヒロ]
1938年、岡山県倉敷市生まれ。1968年、中央大学大学院文学研究科独文学専攻博士課程中途退学。1968~1970年、ドイツ政府給費留学生としてルール大学ボーフムに留学。1970年、中央大学文学部専任講師、1981年、同教授。1992年10月~1994年9月、ドイツ・ヴュルツブルク大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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