フランスの誘惑・日本の誘惑

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  • サイズ A5判/ページ数 313p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784805751510
  • NDC分類 950.4
  • Cコード C3096

内容説明

本書は、二〇〇一年三月二八日~三〇日の二日半にわたり、東京恵比寿の日仏会館で開かれた日仏文学シンポジウム「フランスの誘惑・日本の誘惑―交差するまなざし」の記録である。同シンポジウムは、中央大学の文学部開設五〇周年記念事業の一環として企画され、国際交流基金の助成と在日フランス大使館および日仏会館の後援を得て行われた。

目次

1 フランスの誘惑・日本の誘惑(日本人作家にとってのフランス;フランス人作家にとっての日本)
2 エグゾチスムを越えて(ロチ―裏切られた異国趣味;ロチとセガレンにおける他者の虚構化―『お菊さん』と『ルネ・レイス』 ほか)
3 フランス遠近(太宰治とフランス―影響か収斂か?;開高健―この世の外ならどこへでも ほか)
4 越境するエクリチュール(日本、あるオプセッションの変容;越境しそこねた言葉 ほか)
5 文学翻訳の問題と展望

著者等紹介

三浦信孝[ミウラノブタカ]
中央大学教授
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