グローバル・ヒストリー

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  • サイズ B5判/ページ数 277p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784805741511
  • NDC分類 209
  • Cコード C3020

目次

第1部 グローバル・ヒストリーの理論と方法(人類史の大きな流れを把握する;3つの仮説―生態環境の境域で国家がつくられる;前近代の世界システム―生態環境と広域経済圏;空間の分類―ユーラシア大陸東部・中央部・西部という空間設定の提唱 ほか)
第2部 グローバル・ヒストリーの三段階―古典国家・農牧複合国家・近代国民国家(初期国家―国家の始まり;古典国家―前1000年紀における遊牧国家の形成と農業国家の再編;農牧複合国家―4~7世紀の混乱と農牧複合の構築;世界宗教圏―広域経済圏の形成と個人意識の確立 ほか)
第3部 グローバル・ヒストリーとしての現在と未来(これからの世界:ユーラシア大陸経済圏の形成)

著者等紹介

妹尾達彦[セオタツヒコ]
1952年広島県生まれ。現在、中央大学文学部教授。立命館大学文学部卒業。大阪大学文学研究科修士課程修了。同大学博士課程単位取得退学。北海道教育大学(釧路校)助教授、筑波大学歴史・人類学系助教授、ハーバード大学燕京研究所招聘研究員、陝西師範大学客員教授、ケンブリッジ大学セント・ジョンズカレッジ訪問学者、台湾国立清華大学客員教授、台湾大学客員教授、北京大学大雅堂訪問教授等を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメヲトコ

7
2018年刊。著者は中国史が専門で、その視点から中国を含むアフロ・ユーラシア大陸の歴史を、古典国家・農牧複合国家・近代国民国家の三段階で整理します。こういうダイナミックな分析もたまには頭が刺激されてよいです。図版が豊富なのも親切。最後の講ではユーラシア大陸の広域経済圏への希望が述べられますが、中共もロシアもああなってしまった今となるともはや見果てぬ夢という感じもします。2022/09/26

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