目次
第1部 ウェルフェア・キャピタリズムと労働者(GE社におけるウェルフェア・キャピタリズムの展開;1920年代GE Schenectady Worksにおけるフォアマン問題―20世紀企業の形成と現場管理機構の再編成;GEスケネクタディにおける事業所評議会の形成―参加・コミュニケーション型従業員代表制の成立過程;GEにおける従業員代表制の再編と廃棄―労働者評議会と産業別組合;プレ・ニュー・ディール期GEにおける原先任権(proto‐seniority)慣行―勤続と先任順
アメリカ労使関係における「ジョブ・コントロール・ユニオニズム」―歴史的視点からの再検討
20世紀アメリカの労働と福祉―American Standard of LivingとWelfare Capitalismを中心に)
第2部 ホワイトカラーの雇用史(アメリカ「ホワイトカラー」雇用史研究序説;工場徒弟制から「人事管理」へ―生成期ゼネラル・エレクトリック社の組織・管理問題と人材育成を中心に;「現場経験」を通じた大卒エンジニア育成―GEの「テスト・コース」の場合;アメリカ企業におけるホワイトカラーのサラリー制度―職務と報酬の関係についての歴史的考察;大企業形成期アメリカのホワイトカラーの内部階層構造―General Electric Co.のサラリー・データの検討;20世紀後半における大企業マネジメント層の性格と変容―GE Management Conference Directoryの分析;アメリカにおけるホワイト・カラーの雇用保障―従業員ハンドブックを中心に(上))
補論
著者等紹介
関口定一[セキグチテイイチ]
1974年和光大学経済学部経済学科卒業。1980年中央大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得満期退学。中央大学商学部助手。1991年Visiting Fellow,New York State School of Industrial and Labor Relations,Cornell University。1996年中央大学商学部教授。2011年Visiting Scholar,Faculty of Business and Economics,University of Melbourrne(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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