内容説明
リーマン・ショック後の税財政のあり方に関して論点を提起する書。
目次
第1部 国家財政と経済成長・財政再建(戦時期日本の経済成長と資金動員―GNP(国民総支出)。国民所得。資金動員の分析
日本の財政運営と財政政策―アベノミクスの財政政策の批判的検討
財政再建と経済成長の政治的要素)
第2部 地方財政と経済成長・財政再建(中小企業高度化資金の実態と不納欠損;小泉構造改革以降の政策転換と自治体財政の現状―地域再生・地方創生の視点から)
第3部 外国財政と経済成長・財政再建(中国の財政分権制と経済成長―財政権限を踏まえた実証分析を通じて;カナダの租税政策と税制改革―カーター委員会報告から2000年税制改革まで;米国2017年減税・雇用法(トランプ減税)の政策効果予測および法人課税改革内容の検討)
著者等紹介
篠原正博[シノハラマサヒロ]
中央大学経済学部教授。中央大学経済研究所研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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