内容説明
フランス研究チームの研究成果第3弾。経済・社会・文化等多面的なフランス社会の実相に迫る。
目次
第1章 所得税および社会保障負担構造の国際比較―1990年代後半以降のカナダ・フランスの所得再分配政策を中心に
第2章 フランスにおける職業教育の新たな潮流―高等教育における交互制職業教育
第3章 フランスにおける社会扶助受給者の就労経路―総合相談体制の果たす役割
第4章 ガリアの要塞集落とマリ・古代ジェンネからの展望
第5章 フランス家庭内保育サービスの史的展開―乳母から認定保育ママへ
第6章 普遍性と差異性の問題をめぐる日仏比較―憲法理念と非正規雇用を題材に
第7章 個人主義大国フランスにおける“カップル主義”と日本における“婚姻の価値”
第8章 ジョルジュ・サンドにおける民衆の問題
第9章 クレティアン・ド・トロワ作『聖杯の物語』前半における「血の滴る槍」の謎
第10章 リアリズムの挫折―フランス映画史再考
著者等紹介
宮本悟[ミヤモトサトル]
フランス経済社会研究部会主査。中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。