内容説明
2005年、中央大学に日中関係発展研究センターが設立された。それとの連携の下で、中央大学政策文化総合研究所に3年間の研究計画でプロジェクト「近現代日中関係史」が設置された。本書は、その研究成果の取りまとめである。
目次
総論 歴史認識と現実認識―近現代日中関係史論史の問題点
第1章 清末日中関係の原型―李鴻章による日本人技師招聘過程の考察
第2章 日本に留学した中国知識人―周作人と民俗学:性の問題を中心に
第3章 敵か?友か?―日本人が見た蒋介石の新生活運動
第4章 中国抗戦の展開と宣戦問題
第5章 占領下日本人の中国観1945‐1949
第6章 戦後国民政府による日本人技術者「留用」の一考察―中国側文書に依拠して
著者等紹介
斎藤道彦[サイトウミチヒコ]
中央大学経済学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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