内容説明
本書の内容は、中央大学社会科学研究所の研究チーム「現代社会理論と社会的現実」(二〇〇〇年度‐二〇〇二年度)に参加・共同研究した研究者の個別論文集である。
目次
第1章 二〇世紀から二一世紀への現代社会学の課題
第2章 パーソンズのパターン変数図式とシンボリズム
第3章 帰納と機能二つのシステム論―複雑系・オートポイエーシス・内部観測をめぐって
第4章 9・11以後の武力行使と自衛隊海外派遣に関する日本人の意識変化―イラク戦争前の世論調査データ(一九九一‐二〇〇一年)の二次分析
第5章 オーストラリアの多文化主義とメディア
第6章 生起する文化単位―「谷根千」幻相と地域メディア
第7章 メディア・ローカリズムの可能性
第8章 「公共であること」の変容―地域情報の産出をめぐる北海道・札幌市の試みを中心に
第9章 デジタル化時代と日本の放送界
著者等紹介
早川善治郎[ハヤカワゼンジロウ]
中央大学元教授
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