内容説明
政治の現実と政党の裏表に詳しい著者が分かりやすく解説する「国家のかたち」。生活者の視点から日本の政治の仕組み、政党政治の将来、政治改革の動向を分析する。
目次
第1章 政治とは何か(生活と政治―何をするにも政治がからむ;自由の価値―生命をかけるに値するもの ほか)
第2章 国会の役割(国会の権能―国政の最高機関;二院制―チェック・アンド・バランスで運営 ほか)
第3章 内閣の機構と機能(内閣の組織と権能―内閣もスリム化に努力;予算の編成―采配ふるう財務省 ほか)
第4章 政党の歴史と使命(政党とは―離合集散で名称に苦心;イデオロギー―保革の対立、今いずこ ほか)
著者等紹介
松本〓彦[マツモトアヤヒコ]
1939年東京生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。1964年ヨーロッパを旅行中、東ベルリンに入る。自由民主党本部(青年局、幹事長室)勤務。1972年日中国交正常化に先立つ中華民国への政府特使派遣交渉のため訪台。椎名悦三郎特使秘書を務める。1976年日米首脳会談(ワシントン)、第2回サミット(プエルトリコ・サンファン)出席の三木総理に随行。運輸大臣秘書官(三木内閣)、労働大臣秘書官(福田内閣)。1989年ジョージ・ブッシュ米大統領の就任式に出席。自民党総裁秘書役、内閣総理大臣(海部俊樹)秘書。これまで世界各国を歴訪、各種国際会議に出席。現在、財団法人自由アジア協会理事、岡山理科大学客員教授、杏林大学大学院講師。所属学会は日本政治学会、日本国際政治学会、日本選挙学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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