内容説明
本書は、1984年5月から6月にかけてのローゼンバーグ教授の来日を機縁として成ったものである。ローゼンバーグ教授の滞日中の講演や対談をできるだけ翻訳紹介することとし、各訳者の名で順次発表してきたのであるが、このたびそれらを本書にまとめて収録するとともに、教授の快諾を得て、アメリカでの講演および論稿から新たに一篇ずつを収めることができた。
目次
第1編 講演・論文(21世紀のアドヴァサリ手続;連邦民事訴訟規則の半世紀;合衆国における証拠開示手続の拡張時代の終焉(要約)
アメリカ合衆国における司法的裁量の上告審による審査)
第2編 討論(アドヴァサリ・システムをめぐって;訴訟手続の改革と規則制定権;裁判所の役割と機能)
付篇 特別講義(アメリカ社会における裁判所の役割と機能)